<15日目> 北海道一周ツーリング (帯広駅、豊頃町、襟裳岬、浦河駅、静内、厚真、苫小牧駅)

2022年1月19日

2016年7月11日(月)にわか雨、晴れ
帯広~苫小牧(走行距離380㎞)

今日は、帯広から太平洋側に出て336号線を南下します。数本の長いトンネルを抜けると襟裳岬に到着。襟裳岬を起点に西へ北上し、浦河町の沿道を走ります。素敵な建物と町の景観が素敵です。宿探しで苫小牧に向かう途中、夕日が赤く太平洋の海面を染めながら沈む夕日を見ながら、苫小牧へ向かいます。

🏍️バイク旅15日目、スタート!

帯広から十勝川河口を目指す

朝食時は雨。帯広のホテル出発の10時には雨は止む。帯広から38号線で釧路方面(太平洋側)へ戻る。雄大な自然に囲まれた十勝川橋を渡り、JR根室本線と並走する。

昨日間違えた交差点を右折し、ようやく336号線に入る。

ヘルメットに虫の死骸が付着

田園地帯を走行中、にわか雨に降られレインウェアを着用する。太平洋側のT字路「浦河・広尾方面」の標識を見て、右折する。

海沿いを離れ、人家もない山間の中を336号線(ナウマン国道)は延々と続く。

バイク前方をカラスや小さな鳥が横切り、ヘルメットに虫類がぶつかり、死骸がこびりつく
ヘルメットの美観を損ねるだけでなく、前が見づらくなった。

厚賀海岸でサーファーが波乗り

豊似から広尾に出て、336号線を南下する。厚賀の海岸で休憩し、レインウェアを脱ぐ。浜辺では、4人のサーファーが波乗りを楽しんでいた。

道内最長の「えりも黄金トンネル」を通る

太平洋側を走るとトンネルが見えてきた。
最初の「タニイソトンネル(2020m)」は、暗くて路面が濡れており、慎重に走る。

2本目は「新宝浜トンネル(2438m)」

3本目は「目黒トンネル(1876m)」

4本目は道内最長のえりも黄金トンネル(4941m)と続く。

その後も数本のトンネルを通り抜ける。トンネルを出るとバックミラーは曇っている。

襟裳岬で到達証明書をゲット

えりも岬の標識が見えたので、34号線へ進路を変える。砂浜と草原の中を走り、「えりも岬観光センター」に到着。

センターで海鮮丼を食べ、えりも岬レストハウスで「襟裳岬到達証明書」を発行してもらう。


風速10mを超す風が吹く日が、年間100日近くあるという襟裳岬。襟裳岬の強風をテーマとした観光施設「襟裳岬風の館」に入館。

断崖にある展望台から岩礁地帯を眼前に見る。今日、風は吹いていない。

浦河町の沿道にオシャレな建物が並ぶ

襟裳岬の突端をぐるりと回り、336号線(襟裳国道)に出て、様似日高幌別を通る。浦河町に入ると、沿道に個性的な建物が立ち並び、しゃれた町並みが印象的だった。

道の駅「みついし」に立ち寄る。さらに「静内温泉(新ひだか町町民保養施設)」の看板に「1km先」とあったので右折する。

途中、地図を広げたライダーを見かける。保養温泉施設に立ち寄ると、本日(月曜)は休館日とある。先ほどのライダーの様子に納得する。

バイクとゆかりの地で会話は生まれる

235号線を走ると、ホテルらしき建物が見えてきた。JR日高本線の静内(しずない)駅に立ち寄る。

駅前でバイクを停める。女性が寄ってきて「親戚の人が八王子に住んでいる」「今、道内・東北一周の列車の旅をしています」と親しげに話しかける。

競馬関係者でどこのホテルも満室

静内駅周辺のホテルはどこも満室。日高の「富川ホテル」でも満室だった。理由を聞くと「新ひだか町の競争馬のセリ市や、門別競馬場関係者などのお客様で予約が一杯です」と言う。

235号線は、別名サラブレッド街道といわれ、新冠町から日高町あたりの海岸沿いに競走馬の飼育牧場がある。

235号線で新冠町日高町むかわ町へと走るも宿は見つからない。

JR日高本線は、235号線と同方向に走っているが、鵡川~様似間は、平成27年1月8日の爆弾低気圧による影響で、高波による土砂流出で運休中だった。(後日、一部廃止が決定))

海面に輝く夕日

小さな町にはホテルはないかもしれないので、苫小牧」までロング走行をする。

途中、新冠(にいかっぷ)から厚真を走行中、夕日が沈む光景を見た

空の色は刻々と変わり、海面は赤く輝き、光が織りなすコントラストが美しい。

苫小牧の標識が見えたので、36号線を右折。フェリーターミナル近くの「ビジネスホテルモトナカノ」で宿泊。20時40分到着。

まとめ

帯広市出発:10時00分
苫小牧到着:20時40分
走行距離:380㎞
給油料金:1,574円(@127/12.40ℓ)
宿泊施設:ビジネスホテルモトナカ