<30日目> 関西地方ツーリング (那智の滝、那智大社、くしもと橋杭岩、潮岬灯台、和歌山城)

2022年1月19日

2016年7月26日(火)晴れ一時雨
和歌山新宮~大阪泉佐野(走行距離279㎞)

今日は見どころ沢山です。

那智の滝熊野那智大社くしもと橋杭岩潮岬灯台潮岬展望台エルトゥールル館などを見学。

すさみ、南紀白浜、田辺市、湯浅町へと進み、和歌山城の天守閣から紀の川や市内を一望します。

そして、大阪湾を北上し、泉佐野市まで走ります。

🏍️バイク旅30日目、スタート!

那智の滝を見る

朝の新宮ホテルのレストランは、学生や工事関係者などで賑わっていた。
7時30分出発。42号線で海沿いを南下する。

那智大社方面の標識を見て、右折する。43号線、46号線へと走ると「那智の滝」に到着。

那智山の奥山、大雲鳥山から流れ出る本流にいくつもの流れが重なり合い、原生林を切り裂くように落下するのが「那智の滝」。

一段の滝の落差は日本一といわれ、凛とした空気が漂う。

那智で旅人と会う

さらに左手の坂を上り、世界遺産の「熊野那智大社」入口に着く。

駐車場で和歌山の男性と会い、「昔、大丸デパートがあった頃に、八王子に行ったことがある」と話す。

また「昨日、串本でキャンプをした。串本に行くなら、赤い大橋を渡ると『橋杭岩』という美しい奇岩がそびえ立つ場所がある」と教えてくれる。

熊野那智大社を見学

那智大社の急勾配の石段を上ると、宮司さんと巫女さんが朝の祝詞を読んでいる最中だった。

ガラン、ガラン』と鈴乃緒を鳴らすわけにもいかず、祝詞奏上が終わるのを待つ。

参拝客は誰もいない。坂の途中で会った女性が上がってきた。

長い階段を汗かきながら上り詰めた」という記念に、お互い写真を撮りあい、しばらく旅の話をする。

くしもと橋杭岩を眺める

再び42号線に戻り、本州最南端の道の駅
くしもと橋杭岩」に寄り、850mの列をなす大小40の美しい岩々を眺める。

熊野那智大社での出会いが紡ぐ旅の醍醐味である。

潮岬の途中で、雨に降られる

潮岬灯台」へ向かう途中、雨脚が強くなり、慌ててレインウェアを着る。

灯台に着くと雨はやみ、レインウェアを脱ぐ。灯台の内階段を上り、太平洋を一望する。

帰り際、受付の女性と旅などの話に花を咲かす。何気ない土地の人との交流に旅人の心は癒される。

展望台で「本州最南端到達証明書」をゲット

灯台を後にして、「本州最南端潮岬展望台」で本州最南端到達証明書」を発行してもらう。

隣接の「エルトゥールル館」も見学する。

『エルトゥールル号』の海難事故関連の展示を見学

館内には、1890年9月16日夜半の親善航海のため寄港したトルコの軍艦『エルトゥールル号の海難事故や、当時の日本人の献身的な救助活動を展示されている。

2015年12月に日本・トルコの合作映画『海難1890』が制作され、今も歴史的な友情と絆が続く」とある。

太平洋岸の「すさみ」を走る

41号線で潮岬を巡り、42号線(熊野街道)に出る。広大な太平洋と海岸線を眺めながら、ワインディングを楽しみ、道の駅「すさみ」で昼食を取る。

すさみを出ると、海岸線あり、山間部あり、トンネルありの走りやすい道が続く。

道の駅「椿はなの湯」に立ち寄る。足湯は定休日だった。

「醤油発祥の地」「金山寺味噌の老舗」の看板を見る

南紀白浜から上富田、田辺、みなべ、印南町へと太平洋岸をひたすら北上する。

御坊市から幾つかのトンネルを通ると和歌山県湯浅町に入る。

町中で「醤油発祥の地」や「金山寺味噌の老舗」の看板を見かける

さらに有田市内を走ると、右手にみかん畑が見えた。有田は、日本屈指のみかん産地である。

和歌山城に立ち寄る

海南市を通り、和歌山市内に入ると、遠方に「和歌山城」が見えてきた。

こんもりと緑茂る虎伏山に白亜の天守閣がそびえ、御三家の威容にふさわしい風格を感じた。

急な石畳の階段を上ると、天守閣に到着。天守閣に上り、紀の川や和歌山市内が一望する。

宿探しで泉佐野市まで走る

和歌山城を出て、26号線を北上する。ホテルが中々見当たらない。

やむなく、大阪府泉佐野市まで走る。今夜は「関空泉佐野ファーストホテル」に宿泊。20時20分到着。

泉佐野の海側は関西国際空港

市内を散歩していると、南海本線「泉佐野駅」に出た。

ホテルで地図を開くと、泉佐野駅は大阪湾上の関西国際空港と目と鼻の先にあることが分かった。

まとめ

新宮市出発:7時30分
泉佐野市到着:20時20分
走行距離:279㎞
給油料金:1,598円(@115/11.5ℓ)
宿泊施設:関空泉佐野ファーストホテル