<1日目> 関東・甲信越地方ツーリング (猿橋、甲府城、諏訪湖、松本城)

2022年1月16日

2016年6月27日(月)快晴
八王子~松本(走行距離105㎞)

ホンダCB1300SBのバイクに荷物を積み、旅感を味わいながら、国道20号線を出発!
人生初めての日本一周ツーリングです。
今日は、山梨県の猿橋、舞鶴城公園、長野県の諏訪湖を観光しながら、松本城まで走ります。

松本城のお堀にて

🏍️バイク旅1日目、スタートです!


日本一周バイク旅のはじまり!

朝9時、自宅を出発。国道20号線(甲州街道)で八王子市内を走る。JR中央線の高架をくぐると、急に山が迫り、冷気を感じた。

京王線「高尾山口駅」を通過すると、峠越えが始まる。
ハンドルに付けた「旅安全お守り」が風になびく。お守りを見て「よし、安全運転で行こう」と自分に言い聞かせる。

たびびと

東京都八王子市にある「高尾山」は、標高599mの低い山です。自然歩道があり、ケーブルカーリフトでも登れます。ミシュランの3つ星の観光地として選ばれ、海外からの観光客も多く訪れています。

大垂水峠の坂道はくねくねと曲がり、安全運転を心がける。八王子市内から相模湖までの所要時間は40分。上野原までは60分だった。初日のツーリングとしては、まずまずの滑り出しである。

桂川の溪谷に架かる名勝「猿橋」へ

橋を支える構造がユニークな「猿橋」

10時40分、山梨県大月市の「猿橋」に立ち寄る。構造的にユニークな古橋として山梨の「猿橋」、岩国の「錦帯橋」、富山県黒部川の「愛本橋」があり、日本三奇橋といわれている。

桂川にかかる木造の「猿橋」は、深い谷間のため橋脚はなく、鋭くそびえたつ両岸から四層に重ねられた刎木(はねぎ)とよばれる支え木がせり出し、橋を支える構造となっている。

西暦600年頃、百済から渡来した造園博士の志羅呼が、沢山の猿がつながりあって対岸へ渡っていく姿にヒントを得て、橋を架けるのに成功したともいわれている。それにしても面白い名前の橋である。

甲州街道の「新笹子トンネル」を通る

猿橋を出て勝沼方面へ走る。20号線(甲州街道)の新笹子トンネル(中央自動車道の笹子トンネルではない)を数分で通過。やはり天井は気になるものである。

2012年に中央自動車道上り線の笹子トンネルで天井板のコンクリート板が約130メートルの区間にわたって落下した事故を思い出す。

戦国時代の名将・武田信玄ゆかりの地へ

20号線で石和温泉付近を通り、358号線に入る。しばらく走るとJR甲府駅に到着。
徒歩で「甲府城跡」を見て回る。現在、城跡は本丸・天守曲輪などの石垣、天守台、堀の一部が残っており、「舞鶴城公園」として開放されている。

武田信玄公の銅像を仰ぎ見る

駅南口にある甲府のシンボル的存在の「武田信玄公銅像を仰ぎ見る。この銅像をみると、甲府城は、武田信玄による築城かと勘違いしそうだが、徳川家康に対抗するために、豊臣秀吉が命じて築城されたもの。
徳川体制後は、西側への備えとしての重要性を保ち続けたという。歴史は奥が深い。

再び20号線に戻り、韮崎、小淵沢を通り、長野県へ入る。茅野を通り、諏訪湖に立ち寄る。16時頃、諏訪湖富士見町のコンビニで休憩。店員に尋ねると「松本まで1時間くらいかかりますよ」と言われる。

日本の名城「松本城」へ

岡谷、塩尻を走り、17時頃「松本城」に到着。夕刻のため松本城は閉門。3人連れの観光客に堀の前で写真を撮ってもらう。黒漆が塗られた天守群の堀に映る姿は印象的だった。


東横イン松本駅前本町」に寄り、飛び込みで「今日宿泊できますか」「バイクは停められますか」と尋ねる。結果はOK。早速「東横インクラブカード」を作る。

松本駅から徒歩3分の居酒屋「和利館(信州のそば)」で食事。乾いた喉にビールは最高!
明日はどんな出会いがあるだろうか。「いい日旅立ち」が楽しみである。

まとめ

八王子出発:9時00分
松本市到着:18時00分
走行距離:105㎞
給油料金:1,347円(@123/10.96ℓ)
宿泊施設:東横イン松本駅前本町(7,450円)