あとがき ー 日本一周バイクひとり旅
雨の日も風の日も、ホンダバイク「CB1300SB」と走り、念願の日本一周ツーリング旅を達成する。
相棒よ、お疲れ様。
そして、ありがとう。
🗾 日本一周ツーリング、思い出の数々 🏍️
旅にトラブル、ハプニングあり
日本一周64日間のツーリングの途中、トラブルやハプニングに遭う。
- 龍飛崎へ向かう途中、濃霧が発生し道を阻まれる。
- 大船渡付近で、ナンバープレートの基板が破断し、針金で応急処置をする。
- 安土城址駐車場の砂利でバイクが横転し、左足を挟む。
- 新潟で後輪のタイヤがパンクする。
- 岩手、新潟、東松山では、大雨に降られ、トラックの水しぶきを浴びる。
心が通じ合うピースサイン
各地でライダー同士の出会いもあった。 対向車線のライダーが、サッと手を挙げてピースサインを出す。
すれ違ったときにお互いのピースサインがビシッと決まると、その瞬間だけは何となく心が通じ合ったような気持ちになる。
ライダーの聖地である北海道や東北地方では、ピースサインの交流が盛んである。
島々をフェリーで渡る
北海道、沖縄本島、佐渡島へ渡るため、相棒のバイクとカーフェリーに乗る。
ここでも気安くライダー同士の旅談議が始まる。老若男女問わず会話が弾む。バイクならではある。
戦国の城巡りをする
61か所の城を訪ねた。
戦国の城は、難攻不落を目指し、自然の地形を巧みに利用した構造をなしている。
権威の象徴でもあり、敵の侵入を防ぐため工夫を垣間見ることができた。
岬を巡り、到達証明書をゲット
25か所の岬を巡り、主要な岬で到達証明書を発行してもらった。
青空に紺碧の海、砕け散る波、海面に沈む夕日、ノシャップ岬の夕景などに感動する。
ツーリングマップルを頼りに走る
知らない道を走るときの必需品に地図とナビがあるが、地図オンリーでも不便さは感じなかった。
細い道に入り、道に迷ったこともあるが、その時はバイクを停め、地元の人に道を尋ねる。
道に迷うことで会話が生まれる
地図を開いて、現在位置とルートを尋ねると「どこから来たの?」「これからどこへ行くの?」 と話しかけられ、「あそこの景色がいいから寄ってみたら」などと会話が弾む。
一人でツーリングしていると、朝から晩まで誰とも話さないことも多いが、道に迷うことで、会話が生まれるものだ。
出会いはバイク旅の醍醐味
街を歩き、歴史を訪ね、郷土料理を食べることも、旅の要素の一つである。
旅の先々で出会った人、道中で道を尋ねた人、そしてライダー同士の出会いは、何よりも魅力的である。
バイク旅は人を繋ぎ、大切なことを教えてくれた。 バイク旅だからこそ感じられる醍醐味である。
家族の理解で日本一周を達成
約2か月間、家を留守にしていたが、幸い理解のあるよき妻のおかげで、バイク日本一周ツーリング旅を楽しむことができた。ここに感謝を申し上げる。
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