<35日目>中国・四国地方ツーリング (福山城、武家屋敷、備中松山城、瀬戸中央自動車道、丸亀城)
2016年7月31日(日)晴天
福山~高松(走行距離206㎞)
福山城を見学後、備中高梁駅と武家屋敷に立ち寄り、天空の城と言われる「備中松山城」へ。
山城の巨大な岩壁に圧倒されます。
念願の「瀬戸中央自動車道」を走り、瀬戸内海に浮かぶ島々を見ながら四国へ上陸します。
坂出から丸亀城を見学後、高松駅まで走ります。
🏍️バイク旅35日目、スタート!
JR福山駅に隣接する「福山城」
JR福山駅の隣が福山城
福山のホテルを9時20分出発。しばらく走るとJR福山駅に隣接の福山城に到着。
「駅と城は隣同士」といえるが、「駅が城の敷地に立っている」が正解のようだ。
山陽線の計画が持ち上がると線路を最短ルートで敷くには内堀が妥当とされ、三之丸あたりに福山駅を造ったという訳である。
山陽道と瀬戸内海路の要衝の地「福山城」
福山城
福山城は、徳川家康の従兄弟である水野勝成が毛利氏など西日本の有力外様大名に対する抑えとして築いた城であるという。
そそり立つ石垣をはじめ、天守閣、伏見櫓、そして、築城時の姿を今に伝える筋鉄御門などを見て回る。昔日の姿が美しい。
備中高梁駅と武家屋敷に立ち寄る
伯備線・備中高梁駅 石火矢町ふるさと村
福山城から2号線に戻り、182号線を北上。313号線(山陽道)右折し、しばらく走ると、広島県から岡山県に入る。
薬師交差点を左折し、さらに313号線(東城街道)を北上すると、人家もまばらで、行き交う車も少なく、谷合の道が続く。
高梁(たかはし)市の備中松山城へ向かい、突き当りの180号線をさらに北方向に走ると、JR伯備線の備中高梁駅に到着。
城下町の風情が漂う「石火矢町ふるさと村」と「武家屋敷」に立ち寄ると、高梁高校の部活後の生徒が下校していた。
武家屋敷 武家屋敷通り
天空の城・備中松山城へ向かう
紺屋川付近 これより一般車両の進入禁止
備中松山城(別名、高梁城)の外堀だった紺屋川筋の河畔には、白壁が続く。
当時の面影を残した街並みを通り抜けると、「備中松山城」の中腹にある駐車場に到着。
備中松山城 急な階段
日本一高い位置にある天守閣は標高約430m、城下から高さが300m以上もある。
岡山県高梁市の臥牛山頂にそびえる「天空の城・備中松山城」は、現存する12天守の中で「山城」はここだけである。
バイク・シャトルバス・徒歩で天守閣へ
天守閣まで歩く 石段を上がる
シャトルバスで中腹の駐車場まで行き、バス停車場から天守閣までは徒歩となる。
約20分歩く。石段の途上、雷がゴロゴロ鳴り、にわか雨が降る。駐車場で傘を借りていたので、濡れずに済んだ。
NHK大河ドラマで使われた備中松山城
天然の岩盤上に石垣 山城の石垣
NHK大河ドラマ「真田丸」(2016年)のオープニングに、備中松山城の石垣や大手門跡、本丸下の石段、天守の屋根などが使用されている。
現存する天守、天然の岩盤の上に築かれた石垣は他に類を見ない光景である。
倉敷から瀬戸中央自動車道で坂出市へ
備中高梁を後にし、180号線で倉敷方面へ向かう。岡山総社から山陽自動車道の倉敷JCTを乗り継ぎ、早島から「瀬戸中央自動車道」(瀬戸大橋)を走る。
本州四国連絡橋3ルートの先陣をきり、昭和63年に開通した瀬戸大橋は、道路と鉄道を渡す上下二層の長大橋で、道路37.2km、鉄道32.4kmあり、吊橋、斜張橋、トラスト橋など、世界最大級の橋梁が連なる姿は壮観である。
石垣の名城・丸亀城を見学
丸亀城 石垣の名城・丸亀城
坂出ICで降り、坂出市から11号線(伊予街道・讃岐街道)を西に走り、丸亀市内に入る。丸亀城の標識が見つからない。途中で道を尋ね、18時30分に亀山公園に着く。
城門をくぐり、城内を散策する。丸亀城は日本一小さな天守だが、全国に現存する木造天守12城の一つとして、石垣の名城といわれている。
丸亀市から高松市まで走る
丸亀城から夕日を眺める
丸亀城内から遠くに見える夕日はきれいだった。
丸亀市から11号線を走り、JR高松駅に到着。駅前のホテルエリアワン高松Ⅰにて宿泊。到着時刻20時10分。
まとめ
福山市出発:9時20 分
高松市到着:20 時10 分
走行距離:206 ㎞
給油料金:1,403円(@118.0、11.89ℓ)
宿泊施設:ホテルエリアワン高松
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