<14日目> 北海道一周ツーリング (釧路駅、和商市場、摩周湖、塘路駅、浦幌駅、帯広駅)

2022年1月19日

2016年7月10日(日)晴れのち雨
釧路~帯広(走行距離298㎞)

新鮮な魚介類や水産加工物などが並ぶ「和商市場」。朝市は活気があっていいですね。「♪霧に~」の歌詞に幻想を抱き、摩周湖を見に行きます。釧路へ向かう途中、強い雨に見舞われ、道を間違えた結果、帯広へ行くことにします。

🏍️バイク旅14日目、スタート!

釧路の和商市場を見学

午前中の天気は晴れ。9時にスーパーホテル釧路駅前を出て、駅近くの「和商市場」まで歩く。

和商市場は、「函館の朝市」「札幌の二条市場」と共に北海道三大市場の一つに数えられている。

新鮮な魚介類が並べられ、多くの観光客で賑わっていた。道路反対側の「丹頂市場」は日曜のため休みだった。

セイコーマートの人は親切だった

天気予報によると、午前中ならば摩周湖が見られるようだ。釧路から391号線を走り、「摩周湖」へ向かう。途中で道に迷い、セイコーマートの店員さんに道を尋ねる。

「この道を下ったところに一時停止の標識があり、そこを右折。次の信号をさらに右折すると391号線に出ます。摩周湖は4時間もあれば往復できます」「摩周湖の途中、人気スポットの塘路釧路湿原がありますよ」と親切に教えてくれる。

山間の道はアップダウンや直線道路が続き、気分爽快である。

白鳥の飛来地でもあるシラルトロ湖を見ながら、標茶(しべちゃ)市街に入り、JR釧網本線の摩周駅を通る。さらに52号線を走ると摩周湖」に到着。

摩周湖は晴れていた

摩周湖」の上空を仰ぐと、雲の合間から晴れ間がのぞき、鏡のような湖面に周りの山々が映る。「中の島」も絶妙なアクセントを添え、周辺の樹々が一層美しさを際立たせる。

♪霧の摩周湖」の歌はロマンがあるが、濃霧だと何も見えず、ライダーには危険そのものである。

龍飛崎の山間で濃霧に遭遇し、行く手を阻まれたことを思い出す。

JR釧網本線「幾分内駅」に立ち寄る

摩周湖を見て、戻りも快適な道路で釧路方面へと引き返す。
途中、JR釧網本線の「磯分内駅」に立ち寄った。ちょうど12時32分の車両が入線し、二人が乗車。
ディーゼルカーが過ぎ去ると、駅構内に静けさが戻った。

釧路湿原を見ながら「塘路駅」へ

釧路湿原を見ながら走り、JR釧網本線の「塘路駅」に立ち寄る。

駅前に「ようこそ、湿原に出会える塘路駅」の看板があり、大勢の観光客がいた。「喫茶・民宿・とうろ駅前」の店で昼食を取る。

山間で雨に降られ、道を間違える

今日の天気は、午後から雨模様の予報だった。391号線で釧路へ向かう山間で、突然雨が降り出しあわててレインウェアを着る。雨はヘルメットを容赦なく叩きつけ、視界を遮る。

太平洋沿いの38号線(釧路国道)に出る。白糠町音別町を過ぎると山間に入りJR根室本線の浦幌駅に出た。38号線の「共栄」交差点で左折し、太平洋側の336号線に出るつもりが、雨の中の運転に集中し、そのまま38号線を突っ走る。その先は帯広である

まだ見ぬ土地もツーリングの楽しみ

「336号線に戻り、山間部を走っても宿がある可能性は低い帯広にも行ってみたい」と考え、そのまま帯広へ向かう。
JR根室本線の帯広駅に着くと、雨は上がる。

帯広駅の観光案内所でホテルを紹介してもらう。「ホテルムサシ」の地下駐車場にバイクを停めた。18時00分到着。既にバイク3台が停まっていた。

室内には、年代物のズボンプレッサー、加湿器、エアクリーナー、ミニ冷蔵庫、テレビ、スタンド金庫などが備え付けられ、ナショナル製品が多く、昭和の雰囲気が漂っていた。日本の電化製品は、大事に使えば長く持つものだ。

まとめ

釧路駅出発:9時00分
帯広駅到着:18時30分
走行距離:298㎞
給油料金:1,412円(@126/11.21ℓ)
宿泊施設:ホテルムサシ帯広