<2日目> 関東・甲信越地方ツーリング (松本城、上田城、松代城、高田駅)
2016年6月28日(火)曇りのち雨
松本~高田(走行距離82㎞)
早起きは三文の徳というか、松本城で忍者のお出迎えを受け、城主のごとく一番登城で天守閣へ!
上田城へ向かう山間部の道は、これが国道かと思うほどに酷道でした。大型バイクの走行には不向きな道です。松代城見学後、新潟県高田市へ向かいます。途中で夕暮れ時の激しい雨に遭います。
🏍️バイク旅2日目、スタートです。
忍者のお出迎え、天守閣へ一番の登城
ホテルから徒歩10分で松本城に到着。8時30分開門。古城太鼓が打ち鳴らされ、忍者のお出迎えを受ける。城内は頭上が低い箇所や急な階段があるが、天守閣から見る景色は格別である。
係員が「朝方は本丸内から、夕刻は西方から、それぞれ天守群を見ると、黒漆がピカピカと光って見えます」と話す。
城の下見板張には雪や氷などの寒冷地対応のため黒漆が塗られ、豊臣大名の城らしく黒板張の壁が印象的である。
急峻な峠道を走り、山間部は寒かった
山奥に信号!小さなトンネル
朝10時、ホテルを立つとき、雨は上がっていた。松本城から143号線(松本街道)で上田方面へ走る。山間部の峠道は、ダートでヘアピンの道が続き、急勾配の路面は濡れていた。「転倒したらやばい」と思いながら、慎重な運転を心がける。
山間を走ると急に肌寒くなり、ジャンパーを重ね着し、ネックウォーマーを首に巻く。途中、トンネルがあり、信号は赤だった。「山奥深い所に、なんで信号が?」と思い、標識を見ると「自転車、自動二輪車はそのまま通過可能」とある。車1台がやっと通れる小さなトンネルだった。
TV「真田丸」放映で脚光の上田城へ
上田城櫓門 真田三代の郷
峠道を抜けると、ようやく市街地への道が開けてきた。緩やかな直線の道路が上田城まで続く。
真田信繁(幸村)の父、真田昌幸により築城された「上田城」は、徳川軍を二度にわたり撃退した難攻不落の城として知られ、信州上田観光のスポットとなっている。
2016年NHK大河ドラマ「真田丸」が放映され、上田城の「信州上田・大河ドラマ館」は観光客で賑わっていた。最近は戦国武将がブームになっているので、人気が高いのだろう。
川中島合戦ゆかりの「松代城」を訪ねる
松代城本丸 松代城に架かる橋
上田市から松代城へ向かう。周囲の山々は緑濃く、18号線(北国街道)は千曲川と「しなの鉄道」に並進する。のどかな風景の中を走る気分は、爽快である!
松代市内に入り、道を尋ねる。ぐるぐる周り、ようやく旧松代駅舎(2012年に廃線)に到着。観光案内所で「松代城跡」を教えてもらう。
現在、長野電鉄・屋代線の松代駅は、廃駅後、駅舎やホームは観光案内所やバス待合所として利用されている。
かつて武田信玄と上杉謙信が覇権を競った「川中島の戦い」。松代城は武田側の拠点として築城されたとある。明治の廃城にともない建物は取り壊され、現在は、櫓門、木橋、石垣、土塁、堀が復元されている。
旧駅舎に戻り、観光案内所の女性に写真を撮っていただき、世間話やバイク談議に花が咲く。
高田駅へ向かう途中、土砂降り雨に遭う
異形の高田駅 黒々と見える高田駅
再び18号線(北国街道)で長野県信濃町を通り、県境の新潟県に入る。上越市、妙高市を北上し、直江津方面を目指す。途中で給油。雲行きが怪しくなり、レインウェアを着用、バック等にも防雨カバーを取り付けた。
やがて本降りとなり、雨がパシャパシャと容赦なくヘルメットを叩きつける。「今日中に直江津まで行ければ、明日の行程が楽になる」と考え、ひたすら雨の中を走る。
「高田公園」の道路標識が見えたので左折。19時に「えちごトキめき鉄道 高田駅」に到着。初めて見る高田駅や周辺の建物は、黒々とした異様な光景に見えた。今夜は、高田駅前の「高田ターミナルホテル」で宿泊とする。
まとめ
松本市出発:10時10分
ホテル到着:19時00分
走行距離:282㎞
給油料金:984円(@123/8ℓ)
宿泊施設:高田ターミナルホテル
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