あとがき ー 日本一周バイクひとり旅

2021年12月30日

雨の日も風の日も、ホンダバイクCB1300SB」と走り、念願の日本一周ツーリング旅を達成する。

相棒よお疲れ様。
そして、ありがとう。

🗾 日本一周ツーリング、思い出の数々 🏍️

旅にトラブル、ハプニングあり

本一周64日間のツーリングの途中、トラブルハプニングに遭う。

  • 龍飛崎へ向かう途中、濃霧が発生し道を阻まれる。
  • 大船渡付近で、ナンバープレートの基板が破断し、針金で応急処置をする。
  • 安土城址駐車場の砂利でバイクが横転し、左足を挟む。
  • 新潟で後輪のタイヤがパンクする。
  • 岩手、新潟、東松山では、大雨に降られ、トラックの水しぶきを浴びる

通じ合うピースサイン

各地でライダー同士の出会いもあった。 対向車線のライダーが、サッと手を挙げてピースサインを出す。

すれ違ったときにお互いのピースサインがビシッと決まると、その瞬間だけは何となく心が通じ合ったような気持ちになる。

ライダーの聖地である北海道東北地方では、ピースサインの交流が盛んである

島々をフェリーで渡る

北海道沖縄本島佐渡島へ渡るため、相棒のバイクとカーフェリーに乗る

ここでも気安くライダー同士の旅談議が始まる。老若男女問わず会話が弾む。バイクならではある。

戦国の城巡りをする

61か所の城を訪ねた
戦国の城は、難攻不落を目指し、自然の地形を巧みに利用した構造をなしている。

権威の象徴でもあり、敵の侵入を防ぐため工夫を垣間見ることができた。

岬を巡り、到達証明書をゲット

25か所の岬を巡り、主要な岬で到達証明書を発行してもらった。

青空に紺碧の海、砕け散る波、海面に沈む夕日、ノシャップ岬の夕景などに感動する。

ツーリングマップルを頼りに走る

知らない道を走るときの必需品に地図とナビがあるが、地図オンリーでも不便さは感じなかった

細い道に入り、道に迷ったこともあるが、その時はバイクを停め、地元の人に道を尋ねる。

道に迷うことで会話が生まれる

地図を開いて、現在位置とルートを尋ねると「どこから来たの?」「これからどこへ行くの?」 と話しかけられ、「あそこの景色がいいから寄ってみたら」などと会話が弾む。

一人でツーリングしていると、朝から晩まで誰とも話さないことも多いが、道に迷うことで、会話が生まれるものだ。

出会いはバイク旅の醍醐味

街を歩き歴史を訪ね郷土料理を食べることも、旅の要素一つである。

旅の先々で出会った人、道中で道を尋ねた人、そしてライダー同士の出会いは、何よりも魅力的である。

バイク旅は人を繋ぎ、大切なことを教えてくれた。 バイク旅だからこそ感じられる醍醐味である。

家族の理解で日本一周を達成

約2か月間、家を留守にしていたが、幸い理解のあるよき妻のおかげで、バイク日本一周ツーリング旅を楽しむことができた。ここに感謝を申し上げる。