<5日目>東北地方ツーリング〈日本海側〉(亀田城、久保田城、寒風山)
2016年7月1日(金)曇り
酒田市~能代市(走行距離235㎞)
日本海側を北上中、遊佐で風車を見かけます。三崎町公園を過ぎると秋田県。
ひたすら北上し、亀田城に到着。さらに久保田城も見学。男鹿半島へ回り、寒嵐山パノラマラインで山頂へ行きます。
宿探しで能代市まで走ります。暗闇の先に輝くネオンサイン。あっ「ホテルだっ!」
🏍️バイク旅5日目、スタート!
西に日本海・東に鳥海山を望み、秋田県へ
「ホテルリッチ&ガーデン酒田」を9時10分出発。JR羽越本線の酒
田駅に立ち寄り、市内の商店街を周回する。7号線(羽州浜街道)で日本海沿いを鳥海方面へ北上。大物忌神社入口のパーキングエリアで休憩する。神社に通じるような道は、草茫々で奥の様子がわからない。
遊佐あたりは風が強いのだろうか、風車が林立している。さらに7号線(羽州浜街道・酒田街道)を北上し、三崎公園付近を過ぎると、県境の秋田県に入る。
東北地方で初めてのピースサイン
秋田県を北上中、南下するライダーと行き交う。一人は会釈し、二人目はピースサインで応えてくれた。
新潟を出てから、一度もバイクとすれ違うことがなかったので、ピースサインで元気づけられる。
お互い初対面の者同士が一瞬の出会いで仲間意識を感じるのは、バイクならではである。
松本清張の小説「砂の器」を思い出す
亀田城(天鷺城) 真田ゆかりの地「亀田藩」
象潟の道の駅「ねむの丘」で休憩。さらに7号線を北上すると「亀田」の道路標識が目に入る。
松本清張の小説「砂の器」の中の「羽後亀田」の地名を思い出す。341号線へ予定を変更し、亀田城(天鷺城)に到着。天守閣1階でカツ定食を食べる。
羽後亀田駅に立ち寄り、駅員に7号線に出るルートを尋ねる。
ちなみに、由利本荘市は「真田ゆかりの地」とされ、2016年NHK大河ドラマ『真田丸』に出る真田信繁の娘・御田の方が16歳のころに側室としてあがったのが亀田藩とされる。大勢の観光客で賑わっていた。
秋田の名城、久保田城へ
秋田駅に立ち寄る 千秋公園(久保田城)
日本海とJR羽越本線に並進しながら7号線を北上し、16時30分頃、秋田駅に到着。周囲をぐるりと回り、桜の名所でもある千秋公園(久保田城)に行く。
久保田城は、江戸時代の城でありながら石垣がほとんどなく、堀と土塁を巡らした平城であり、幕府への配慮または財政事情からか、天守閣はない。本丸表門をくぐり、三重4階の櫓などを見て回る。
寒風山パノラマラインを走り、能代市へ
パノラマラインを走り、
寒風山に立つ男鹿半島を一望する
7号線より101号線(男鹿街道)へ進み、男鹿半島の八竜方面へ向かう。
途中から、寒風山パノラマラインに入り、標高355mの「寒風山」に上る。18時に到着。
山頂の展望台から半島を一望する。営業時間外のため観光客はいなかったが、帰り際に車一台が上って来た。
下山中は人家や車の往来はなく、山、谷、畑ありの連続で、やっと国道らしき道に出る。再び、101号線・7号線をひたすら北上。なかなか宿が見つからない。
暗闇の遠方に「ホテルルートイン」のネオンサインが見えた。夜遅かったので、心底ホッとした。19時50分「ホテルルートイン能代」に到着。
早速、ラジウム人工温泉大浴場「旅人の湯」に浸かり、疲れを癒す。それにしても、地元の人はスピードを出すものだ。
まとめ
酒田市出発:9時10分
ホテル到着:19時50分
走行距離:235㎞
給油料金:0円
宿泊施設:ホテルルートイン能代
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