日本一周バイク旅で体験!キャッシュレス決済のポイント獲得術
こんにちは、‟n-tabibito”です。
あなたは、モノやサービスを買うときは、現金払いですか、キャッシュレス払いですか?
キャッシュレス決済の場合、利用金額に応じてポイントが付きます。
支払方法を工夫すれば、さらに獲得ポイントは上がります。
本ブログで、日本一周バイク旅で体験した「ポイント獲得術」をご紹介します。
キャッシュレス決済をしたくても、対応できない宿泊施設や飲食店、観光地がある。
日本はキャッシュレス後進国なのだろうか。
・・・ということで、最初に国別の決済比率と日本の現状を調べてみました。
国別のキャッシュレス決済比率
■キャッシュレス決済における海外と日本の比率(経済産業省のデータより)
キャッシュレス・ロードマップによると、国別のキャッシュレス比率は以下のとおり。
・韓国:96.4%、
・イギリス:68.6%
・中国:65.8%
・オーストラリア:58.2%
・カナダ:56.3%
・日本:19.9%
■国内のキャッシュレス決済の種類と比率
(経済産業省のデータより)
・クレジットカード決済:64%
・その他電子マネー決済など:29%
・QRコード決済:7%
わたしのキャッシュレス体験
■支出金額とポイント獲得数
2016年、日本一周バイク旅行をしたときのこと。
支出金額の割合が高いのは、宿泊代、食事代、ガソリン代、拝観・入場料など。
バイク旅64日間の支出金額は、約79万円。
・現金払い:約35万円(比率44%)
・クレジット払い:約44万円(比率56%)
100円につき1ポイントが付与される計算では、
キャッシュレス決済の場合、4,400ポイントを獲得したことになる。
現金払いの場合、3,500ポイントを見逃したことになる。(あゝもったいない!)
■決済方法の順番
わたしのキャッシュレス決済は、クレジットカード払いを基本とする。
店舗等に取扱いがなければ、Suicaなどの電子マネー、デビットカード決済、QRコード決済にする。
それもダメなら最後は現金払いとする。(ただし、現金決済の方が有利な場合は、現金払いとする)
■クレジットカードでの買い物はメリットだらけ
低金利時代における銀行の普通預金の金利は0.001%。ネットバンクであっても0.02%程度である。
メガバンクに100万円を1年間預けても利息はわずか10円。
そこから分離課税20.315%が差し引かれると8円程度となる。
一方、100万円分の買い物でクレジットカードを提示するだけで、実質的に5,000円、あるいは1万円以上戻ってくる場合もある。いかにカード払いのメリットが大きいかが分かる。
日本は「ポイントサービス大国」である
ポイント市場はすでに1兆円を超え、2兆円も間近と言われている。
顧客が商品やサービスを購入した際、企業はポイントを付与する。
ポイントが一定数貯まると商品に交換できたり、1ポイント=1円といった交換比率で現金のようにも使える。
企業側にとっても、囲い込み以上のメリットがあるようだ。
デフレから脱却できない中、簡単に値上げできない。
一度値下げすると、通常価格では、客はなかなか買わない。
値下げの代わりに、ポイントを多めに付与する形でセールを行う。
ポイント還元であの手この手と消費者心理をつく作戦を練っているのだろう。
消費者は、企業による「ポイント進呈ルール変更」をチェックする必要がある。
また「ポイントの有効期限内に使い切る」ことも大切である。
■使えるものは徹底的に利用し、支出を減らす
わたしの「賢い妻」は、なにやらスマホでスーパーのチラシを見比べている。
A店とB店を回り、A店ではクレジットカードで食料品を買う。
B店ではクレジット払いではポイントがつかないので、現金払いでお店のポイントを獲得する。
Cドラッグストアでは、店のポイントカードと提携Edy払いで二重にポイントを獲得する。
土日はポイントが2倍なので、じっと我慢していた高額の商品を買う。
ポイント以外にも、割引券や特典があれば、優先的に使う。
某スーパーで、Edyにチャージし、決済をすると、レシートと金券が印刷されて出てきた。
「Edy3,000円以上のご利用で、抽選で2022ポイントプレゼントーご当選おめでとうございます」とある。
なんとラッキーなことか。(200円で1ポイント獲得なら、40万円相当の買い物)
妻は、使えるポイントは徹底的に利用するという「ポイント獲得術」に目覚めたようだ。
情報を収集し、支出を減らす、主婦の賢明な生活防衛策である。
ポイントは情報収集で獲得率を上げよう
■ポイントの貯め方と使い方
支払時にカードを提示するという、ひと手間加えるだけで、ポイントが付く。
ちょっとオーバーな言い方だが、あなたは、
1ポイントを笑い、人生を過ごすタイプ?
ポイントを獲得し、資産形成への道を切り開くタイプ?
賢くポイントを得るには、トータル的に損か得かを判断しなければならない。
一例だが、こんなカードもある。(ご参考まで)
■ユニークなクレジットカード
ビックカメラSuicaカード:Bicカメラでクレジット払いの場合、基本10%のポイントサービスが付く。Suicaチャージ等へのクレジット払いの場合、JREポイント1,000円につき15ポイント(1.5%)が付与される。その他特典も多数ある。特筆すべきは、カードを持っているだけで、海外旅行傷害保険が自動的に適用され、カード利用で国内旅行傷害保険(改札を入ってから出るまでの補償)が付与される。
■グループ企業のクレジットカード
セブンカード・プラス:イトーヨーカ堂、セブンイレブン、ヨークマート、デニーズでの買物・食事をクレジット払いにするとポイントが付く。普通の特典、IY特典、IY以外の特典があり、組み合わせ次第で、有利なポイントが獲得できる。
■楽天経済圏でキャッシュレス
楽天カードでクレジット払いまたは楽天Edyでチャージ払いし、楽天ポイントを獲得する。楽天カードで紐づけし、楽天証券で投資するなど、特定の系列で揃えるメリットは大きい。
■電子マネーみたいなクレジットカード
SMBCデビットカード:三井住友銀行の口座から支払うチャージ不要の決済カード。利用金額の0.25%が支払口座に自動でキャッシュバックされる。
■ポイント還元並みのサービス
余談だが、理髪店に行くと、「ご来店カード」をくれる。10回散髪に行くと、1回につき1P、10Pで500円引きのサービスがある。(金額換算で3.1%ポイント相当)
観光地でもキャッシュレス決済が増えてきた
キャッシュレス決済アプリは、非接触で決済できるうえポイントが貯まり、生活に取り入れるだけでお得に買い物ができる。この決済の比率は、今後も増えていくだろう。
観光名所となっているお城でも、スマホ決済を導入するところが増えてきた。例えば、小田原城、島原城、犬山城、備中松山城、大垣城、唐津城などは、入場料についてPayPayのQRコード決済を採用している。
現在、お城の入場料はPayPayのQRコード決済が多いが、クレジットカードや交通系ICカード、スマートフォンに表示される2次元コードによる決済もできるようになるだろう。
神社仏閣でも、IT化の波が押し寄せている。
小額硬貨の流通量減少、キャッシュレス決済の増加、銀行硬貨入金の有料化などの問題もあり、社寺におけるキャッシュレス決済は進展していくだろう。
まとめ
「最近、財布のお札が減らず、小銭も嵩張らなくなった」と思ったら、
あなたは「キャッシュレス決済の比率が高い人」と言えます。
2019年閣議決定された「成長戦略フォローアップ」によると、
「キャッシュレス決済比率を2025年までに4割程度、将来的には世界最高水準の80%を目指す」という。
そうなると、ますますキャッシュレス決済に馴染んでいく必要があります。
TVコマーシャルではないが「現金お断り」の貼紙がある店舗を見かけるかもしれませんね。(笑)
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