<63日目>関東・甲信越地方ツーリング〈復路〉(佐渡島一周ツーリング、両津港、新潟港、越後湯沢温泉)
2016年8月28日(日)晴天
佐渡両津港~越後湯沢(走行距離361㎞)
日本一周ツーリングの締めの観光地は「佐渡島」です。
フェリーで新潟港から両津港へ。
45号線で佐渡島を一周します。二ツ亀、大野亀などを通り、風光明媚なところを走ります。
船上のカモメたち、なかなか賢いですね。今夜の宿は越後湯沢です。
🏍️バイク旅63日目、スタート!
佐渡島一周は反時計回り
北海道から沖縄までは、時計回りのツーリングだったが、佐渡島一周は、両津港を起点に反時計回りとする。
佐渡島は、新潟県の西部に位置する島である。ガイドブックに、島一周は約280㎞、面積は東京23区の1.4倍。
本州最大の広い島に6万人弱の人々が暮らしているとある。
朝早くスタートすれば、島一周は可能である。食事前、バイクに荷物を取り付ける。
佐渡最北端へ向かう
佐渡島北部・日本海
7時40分出発。日曜日で車の往来は少なく、ガソリンスタンドの休日が目立つ。
右岸の日本海を見ながら、45号線で両津湾を北上し、佐渡最北端の二ツ亀へ向かう。
途中から1車線となり、カーブで見通しが悪くなる。対向車に注意しながら走るが、車の往来はなかった。
新潟県道45号線は、日本一長い道
新潟県道45号線は、佐渡一周線ともいわれ、169.6㎞の日本一長い都道府県道である。
大野亀あたりを南下すると、道はくねくねと蛇行する。対向車が見えないため、慎重に運転する。
キャンプ場や海水浴場が見えてきた。岩谷口橋あたりで休憩し、前方の美しい海岸線を眺める。
山側には大ザレの滝が流れていて、ひとときの涼を求めた。
戻りのフェリー便を繰り上げる
トンネル数本を通り、相川大浦で休憩。真野湾沿いをぐるりと回り、小木港、赤泊港へと進む。両津港に12時15分到着。
予定より早く、島を一周できた。
新潟港行き16時5分発の便を、12時40分発の便に変更してもらった。
船上にカモメが飛び交う
両津港を出ると、船上でカモメが飛び交っていた。
空中で餌をもらうと後方に回り、また餌を求めて飛んでくる。その繰り返しをじっと眺める。
さらば佐渡島、ライダーは行く
フェリー甲板にバイク4台が固定されている。新潟港にフェリーが着岸する。
大きなゲートが開き、車が次々と出て行き、バイクも続く。
エンジンの鼓動音は、何故かライダーの気持ちを高ぶらせる。
新潟港から関越自動車道を走る
新潟港を後にして、8号線から北陸自動車道に乗る。燕三条を通り、関越自動車道に乗り継ぎ、長岡、小千谷、魚沼、南魚沼へと進む。
信濃川の後背にそびえ立つ山々の山容が遥か彼方まで見渡せ、絵に描いたような緑の風景がどんどん移り変わっていく。
雄大な景色を見ながら、高速道路を走る。
日が暮れ、越後湯沢で泊まる
16時台の空は、1週間前と比べると、日が暮れるのが早くなった。湯沢インターで下りる。
越後湯沢駅周辺は、高台にホテルが多い。今夜は「雪国の宿高半」で宿泊する。18時30分到着。
ホテルの電動自転車を借りて、駅近くの店で夕食をする。初めて電動自転車に乗り、帰りの坂道は楽だった。
かつて川端康成が投宿した宿に泊まる
高半ホテル・資料室
夕食後、温泉掛け流しの大浴場に浸かり、旅の疲れを癒す。
高半ホテルでは、かつて川端康成が投宿して「雪国」を執筆した当時の部屋を再現し、資料室も設けてある。
池辺良、岸恵子主演の映画「雪国」が20時から上演されていたので観賞する。
母娘孫の女三代の旅人と会話が弾む
休憩室に行くと、女3代の母・娘・孫がかき氷をおいしそうに食べている。
「そこのセルフサービスのかき氷機を回すと出来ますよ」と教えていただく。
かき氷を食べながら、しばらく旅の話で会話が弾む。
まとめ
佐渡両津港出発:7時40分
越後湯沢到着:18時30分
走行距離:361㎞
給油料金:1,872円(@117、18.0ℓ)
宿泊施設:雪国の宿 高半ホテル
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