<53日目>九州地方ツーリング〈復路〉(小倉城、松本清張記念館、和布刈神社、毘紗の鼻、角橋大橋)

2022年1月19日

2016年8月18日(木)晴天
北九州折尾~山口長門(走行距離174㎞)

今日は、九州地方最後の観光となります。早速、若戸大橋を渡り、小倉城松本清張記念館を見学。

重厚な雰囲気を持つ清張作品に圧倒されます。その影響を受けて、和布刈神社へ行きます。

門司から関門トンネルで山口県に入ります。毘沙ノ鼻を見学後、「角島大橋」を走ります。

友人が薦めるだけあって絶景です。バイクがお似合いです。

🏍️バイク旅53日目、スタート!

赤い若戸大橋を現金払いで渡る

かんぽの宿の朝風呂に入ると、蝉が鳴いていた。昨夜の受付係の女性にお礼を言い、9時に宿を出る。

495号線で若松区内を通り、赤い躯体の若戸大橋を渡ると戸畑区内に入る。

若戸大橋は1962年の開通だから、かなりの年数を経ている。

片側車線を修復工事中だった。洞海湾にかかる自動車専用道路のため、通行料金50円を払う。現金支払いが面倒だった。

小倉城と松本清張記念館に立ち寄る

199号線で小倉市内に入り、小倉城に到着。慶長7年(1602年)細川忠興氏によって築城された城であるが、戦後、1959年に天守閣は再建されている。天守閣から城下を眺める。

隣接の「北九州市立松本清張記念館」にも立ち寄る。松本清張の幅広い創作活動の全貌を紹介するフロアでは、巨大な年表や清張の業績にかかわる展示が行われていた。

点と線」「砂の器」「ゼロの焦点」「或る『小倉日記』伝」「張込み」などがあり、興味深く見て回った。

和布刈神社に立ち寄る

さらにJR門司港駅付近を通り、関門大橋のたもとにある「和布刈神社」に行く。下から眺める全長1068mの橋は巨大である。

鳥居から和布(わかめ)を刈る場所に降りて、松本清張の代表作の一つ「時間の習俗」の和布刈神事のように、海中に手を入れてみた。その神秘的な空間に立ち、念願の夢を叶える。

関門トンネルを通る

和布刈神社を後にして、関門トンネルへ向かう。下関から門司へ行くときは、「関門大橋」を利用。帰りは国道2号線の「関門トンネル」を利用することにした。

通行料金50円を払う。バイクは小銭出すのが面倒である。

海底トンネルは排気ガスで空気はよくないが、海底が頭上にあると思うと、少しワクワクする。思っていたより、スムーズに走行できた。

本州最西端の地、毘沙ノ鼻に立ち寄る

下関市に入ると、ツーリングマップルを「九州・沖縄」から「中国・四国」に変更。191号線で響灘をひたすら北上する。

毘沙ノ鼻」の標識が見えたので、吉母入口を左折し、毘沙ノ鼻の駐車場に到着。海岸へ伸びる遊歩道を500mほど歩くと、広場に出た。

先端には「本州最西端の地」のモニュメントがあり、その奥には展望デッキがあった。沖には、いくつかの島が浮かび、大海原が広がっている。

友人が薦める、絶景!角島大橋

再び、191号線に戻り、長門ブルーラインを走る。特牛(こっとい)を左折し、275号線で角島へ向かう。

山口の友人から、「ツーリングの際は、山口が誇る角島大橋の絶景を」と紹介されていた。

日本海に浮かぶ小さな角島は、山口県の北西に位置し、その島を跨ぐのが全長1780mの「角橋大橋」である。

角島大橋にバイクはお似合い

橋上の側道にバイクを停め、周囲の景観を見渡す。暖流と寒流がぶつかり、日本海とは思えないコバルトブルーのグラデーションができていた。

角島大浜のキャンプ場では、大勢の海水浴客で賑わっていた。

復路の角島大橋を渡り、前走のバイク3台に追走する。大橋にはバイクが似合い、絶景が旅情を誘う。

長門市内で宿泊する

さらに191号線(北浦街道)で萩方面へ向かう。191号線日本海JR山陰本線の鉄路に並進する箇所がある。

山間の道路は交通量も少なく、のどかな雰囲気で、走りやすかった。

時刻は18時00分、これから萩市に向かうと、宿が取れないかも知れない。長門市内で宿を探すことにした。今夜は、長門セントラルホテルに宿泊とする。20時50分到着。

まとめ

北九州折尾出発:9時00分
山口長門市到着:20時50分
走行距離:174㎞
給油料金:0円(@0、0ℓ)
宿泊施設:長門セントラルホテル