<51日目>九州地方ツーリング(復路)(長崎港、軍艦島クルーズ、大浦天主堂、グラバー園、神崎鼻)
2016年8月16日(火)晴天
長崎三重町~長崎平戸(走行距離160㎞)
長崎の観光は初めてです。
早速、「軍艦島クルーズ」に参加。乗船記念に、ミニ石炭と世界文化遺産「軍艦島上陸記念証明書」をもらいます。
つぎに大浦天主堂、グラバー園を観光します。
さらに、九十九島漁業組合で最西端長崎県佐世保市「神崎鼻の到達証明書」を発行してもらいます。
最後は、平戸和牛の焼肉を食べます。
🏍️バイク旅51日目、スタート!
軍艦島クルーズに問い合わせる
昨夜の雨か、バイクに雨滴が残っていた。
軍艦島クルーズに乗るため、株式会社シーマン商会に電話をする。
「予約制になっており、キャンセルが出れば乗船できます」と言われた。一縷の望みをかけて、8時30分、旅館を出発する。
1件目は満席、キャンセル待ち20名
202号線で海岸沿いを走り、長崎市内へ向かう。長崎駅前を通り、しばらく走るとグラバー邸の標識が見えてきた。ガストを右折すると長崎港に到着。
手前の乗船場に行くと「本日の軍艦島クルーズは満席です。キャンセル待ちが20名います」と言う。
2件目も満席、後部座席なら乗船可能
軍艦島クルーズ船
やむなく、少し離れたシーマン商会の乗船場に行き、予約状況を尋ねる。
「この便は、予約で満席です。座席ではないが、後部席で良ければ、乗船できます」と言う。
この機会を逃すと、軍艦島クルーズに来ることはないと思い、早速予約する。
軍艦島の歴史を知る
かつて都市機能を有した端島 かつて繁栄した海底炭鉱
周遊クルージングで軍艦島に上陸する。
軍艦島は、縦160m、横480m位の小さな島である。
ドルフィン桟橋を下りて、第1~第3見学広場を見て回る。ガイドがパネル写真を使って、次のような説明をしてくれた。
- 長崎市にある「端島(通称、軍艦島)は、明治時代から昭和時代にかけて海底炭鉱によって栄え、1974年の閉山にともない、無人島となっている。
- 石炭出炭量の増加に伴い、島は成長を遂げ、1960年(昭和35年)には、5千267人が住み、当時の人口密度は世界一で、東京人口密度の9倍以上である。
- 島の半分以上は鉱場である。残りの土地に鉱員アパート、病院、学校、寺院、神社、派出所、映画館、理髪店などがあり、島の施設だけで何不自由なく都市としての機能を有していた。
風雨に晒される建物 崩落が進む建物
軍艦島は、今も台風や暴風雨で崩落の危険に晒されている。下船前にミニ石炭と世界文化遺産軍艦島上陸記念証明書をもらう。(下の写真参照)
大浦天主堂、グラバー園を見学
大浦天主堂 グラバー園
ガストで昼食。太陽がギラギラと肌を照りつける。汗をかきながら 大浦天主堂、グラバー園への坂を上がる。
大浦天主堂の中に入る。堂内にいると、なぜか厳かな気分になる。 ゴシック調の教会内のステンドグラスなどは、創建当初の姿で保存されている。
長崎港を眺める
隣接のグラバー園までは、エスカレーターで上る。丘状から長崎港や市内を見渡すことができた。
神崎鼻までのルートは複雑
佐世保から平戸まで25 ㎞の海上に連なる島々は「九十九島」 といわれている。
これから神崎鼻へ向かうが、神崎鼻までのルートは複雑である。
最初は、206号線で長崎港から時津町に出て、大村湾を北上し、西彼町、小迎を通る。
次に202号線(近距離にハウステンボスあり)、35号線(平戸街道)、204号線を走り、佐世保市内に入る。
神崎鼻の到達証明書をゲット
九十九島漁業協同組合
佐世保市神崎鼻の到達証明書
軍艦島上陸記念証明書
最後に18号線を10㎞位走ると、神崎鼻に17時45分到着。
最西端長崎県佐世保市「神崎鼻の到達証明書」を発行してもらうため、九十九島漁業組合に立ち寄る。
事務所は開いているが、照明もなくガランとして誰もいない。仕方がないので、周囲の建物の写真を撮り、帰ろうとすると、前方から男性3人が歩いて来た。
「事務所の方ですか」と声をかけると、「はい、そうです」と応える。事情を説明すると、男性たちは気持ちよく、発行係りの人に電話をかけ、書類のありかを確認しながら、到達証明書を発行してくれた。
しばらく、その若者たちと和気あいあいに旅談議をし、別れた。
日本本土四極すべての到達証明書が揃う
これで、
〇宗谷岬(稚内市)
〇納沙布岬(根室市)
〇神崎鼻(佐世保市)
〇佐多岬(南大隅市)
日本本土四極すべての到達証明書が揃う。
今夜の食事は、平戸和牛の焼肉
平戸市内で宿泊
今夜の宿は平戸と決め、18号線を北上。204号線(平戸街道)を走ると、平戸市魚の棚町でビジネススカイシーホテルを見つけた。到着時刻19時25分。
夜道を歩いていると、前方からおばあさんが歩いて来た。「この近くで食事するところありますか」と尋ねると、「平戸和牛焼肉市山」の店まで、折り返して道案内をしてくれた。
食事後、女将に「先ほどの親切な方はどなたですか」と聞くと、「私の叔母にあたります」と答えてくれた。なるほどである。
まとめ
長崎三重町出発:8時00分
長崎平戸到着:19時25分
走行距離:160㎞
給油料金:1,220円(@118、10.34ℓ)
宿泊施設:ビジネススカイシーホテル
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