<19日目> 東北地方ツーリング〈復路〉(大船渡、陸前高田、気仙沼、女川、石巻、松島駅、仙台駅、青葉城)

2022年1月19日

2016年7月15日(金)曇り
大船渡~仙台長町(走行距離206㎞)

陸前高田市内を走行中、津波で破壊されたマンションを見かけ、トラックが復興工事でせわしく動き回っていました。

気仙沼から松島を経て、仙台城跡(青葉城)へ。
仙台駅近辺で宿が取れず、長町インターまで走ります。今回も「ホテルルートイン」でお世話になります。

🏍️バイク旅19日目、スタート!

針金でナンバープレートを仮固定

昨日(7月14日)は、1日中雨だった。
今朝は曇り空。出発前、ナンバープレートを固定部分に針金で縛りつける

見た目は良くないが、グラつきは解消された。今後、ツーリングの必需品として針金を用意することにした。

津波で破壊された建物を見る

9時30分、ホテルを出発。45号線で陸前高田を走行中、右手高台に津波で破壊されたマンションを見かける。道の駅「高田松原」でも建物が大きく損傷し、内部に松の巨木や瓦礫が散乱していた。

(その後、高田松原津波復興記念公園内に国営追悼・記念施設、東日本大震災津波伝承館と共に道の駅が整備され、2019年9月22日リニューアルオープンしている)

東日本大震災慰霊碑を見る

東日本大震災慰霊碑には「平成23年3月11日の津波(最大高さ4.5m)により、この建物の上部をわずかに残して水没。
3名の方がこの上部に駆け上がり難を逃れた」と記されている。
津波で無残にも破壊された姿が痛ましい。

復興に向けてダンプカーは走る

一本松」の道標を見たが、至る所で工事しており、一本松の位置が分からない。
再び45号線で岩手県から県境の宮城県に入り、気仙沼市に立ち寄る。

町は普段と変わらないように見えたが、ダンプカーが土埃を上げて頻繁に往来している。

気仙沼市・南三陸町・女川町・石巻市を経て松島へ

気仙沼市から南三陸町走る。山間部のルートでは沿岸の生活の様子は分からない
途中、ファミリーマート歌津升沢店で昼食。

45号線と別れ、398号線(女川街道)で海沿いを走り、南三陸町女川町石巻市と進む。
再び45号線に交わり、JR松島駅に到着

瑞巌寺も津波被害

日本三景松島の港に遊覧船が入港していた。伊達政宗の菩提寺である瑞巌寺では、東日本大震災による津波被害を受け、参道の杉林再生工事(津波による被害木・枯損支障木などの伐採、土壌の入れ替え、排水、新たな杉の植栽など)が行われていた。

仙台城跡(青葉城)に立ち寄る

左手に松島湾を眺めながら、木立の中を走ると心地よい風が吹き渡る。
松島町から塩竈市、多賀城市を通り、JR仙台駅に到着。

仙台城跡(青葉城)に向かう途中、青葉通りに柔らかな木漏れ日が射し、冷気が流れていた。
城跡一帯は青葉山公園となっている伊達政宗公騎馬像の前から仙台市内を一望する。
中国人観光客もいて、仙台駅周辺の宿はどこも満室だった。

3度目の宿泊もホテルルートイン

仙台駅を離れ、4号線を南下。仙台南部道路の長町インターで「ホテルルートイン長町インター」を見つける。19時00分到着。宿探しで苦労していると、いつも出会う「ホテルルートイン能代大船渡に続き、長町インターで3度目の宿泊となる。

まとめ

大船渡出発:9時30分
仙台長町到着:19時00分
走行距離:206㎞
給油料金:1,241円(@124.8/9.94ℓ)
宿泊施設:ホテルルートイン仙台長町インター