<4日目> 東北地方ツーリング〈日本海側〉(新発田城、豊栄駅、酒田駅)

2021年12月30日

2016年6月30日(木)雨のち晴れ(時々雨)
新潟駅~山形・酒田(走行距離198㎞)

都道府県別の面積ランキングは北海道、岩手県、福島県、長野県の順で、5番目が新潟県です。Googleマップは「糸魚川市~村上市(一般道路の場合)」は、4時間43分と表示。新潟県は南北に長いですね。

今日は、新発田城に立ち寄り、日本海沿岸の風景を楽しみながら、山形県酒田市までツーリングします。

新潟・新発田城のお堀にて

🏍️バイク旅4日目、スタート!

顧客満足度の高いホテル

「スーパーホテル新潟」の朝食コーナーでは、スタッフが元気な声で挨拶し、客を迎える。出発のときもエレベーター前まで見送られ、清々しい気分で旅立つ。感じの良いホテルだった。

朝方の雨は止み、10時出発。ホテル前を右折し、7号線を走る。いつの間にか一般道が車専用道路となる。新潟市内の道路は複雑で、地図では分かりにくい。

プロ運転手の道案内は、正確だった!

途中、豊栄(とよさか)東港ICを降りて、豊栄駅に立ち寄る。駅前のタクシー運転手さんに「新発田城」への道順を教えてもらう。「信号4つ目を右折、次の信号3つ目を左折後、すぐ右折。あとはまっすぐ走るだけ」と正確だった。さすがプロである

ガソリンスタンドに立ち寄ると、「UCカードは使えません」とカードが弾き出される。他のカードは使えるようだった。

インスタ映えの新発田城

新発田駅周辺をぐるりと回り「新発田城」に到着。駐車場から三階櫓を見ながら堀沿いを歩く。新発田城は、新潟県内唯一、江戸時代当時の城郭建築が現存する城跡である。

実質的な天守とされる三階櫓(三重櫓)は、特徴的な構造で丁字型の屋根になっており、棟上には3匹のシャチホコが載せられている。堀から見える三階櫓はインスタ映えする

旅人を魅了する戦国の城

お堀から見た新発田城

お堀の途中で老夫婦に出会う。「東京から乗り降りフリーの新幹線に乗り、新発田城に来ました」と言う。しばらくベンチでお互いの旅行プランなどを話す。城門で「どの地域(市内、県内、県外)からの観光ですか?」のアンケートに答え、本丸表門三階櫓辰巳櫓を見て回る。

城内で見かけた女性が駐車場に戻ってきた。車体ナンバーを見て「湘南からですか」と声をかけると、「横浜に住んでいますが、実家は新潟です」と明るい声が返ってきた。

ツーリングマップを「東北版」に変更

新発田市から7号線、3号線を走行中、急に雨が降り出した。ガソリンスタンドの軒を借り、レインウェアを着用する。113号線(羽州浜街道)で胎内市を走ると、日本海が見渡せ、爽やかな風が吹きわたっていた。松林の中を通り抜けると、風車が回っていた。信号の数は少ないが、トラックの往来が頻繁にある。

胎内大橋を渡り、113号線は345号線へと続き、ひたすら北上する。村上市から345号線は7号線に交わり、鼠ヶ関で県境の山形県に入る。ツーリングマップルを「関東・甲信越」から「東北」に変更する。

山形県・酒田市内へ

庄内空港の標識を見ながら海岸線を北上すると、暗くなってきた。宿探しで酒田市内へ入る。酒田駅に向かう途中で「ホテルリッチ&ガーデン酒田」を予約。食事後、酒田駅周辺を散歩する。

日本海沿岸部にある酒田市は、江戸時代は「西の堺、東の酒田」と称されるほど繁栄した港町であり、日本海に面した広大な庄内平野には上質な米も実る地域でもある。

まとめ

新潟市出発:10時00分
酒田市到着:18時10分
走行距離:198㎞
給油料金:2,349円(@117.27/20.03ℓ)
宿泊施設:ホテルリッチアンドガーデン酒田