日本一周バイク旅を「見える化」する「旅の記録術」

こんにちは、“ n-tabibito ”です。
あなたは、旅の思い出をどのようにして記録していますか?
旅先での出来事を宿でまとめて書こうと思ったら、面倒ですよね。
書くことをリスト化しておけば、記憶に漏れが少なく、時短にもなります。
本ブログで、わたしの日本一周バイク旅で実践した「旅の記録術」をお伝えします。

荷物チェックシートの効用

忙しい人に「荷物のチェックシート」が便利

旅の準備にあたり、あれこれと持ち物を吟味し、バッグに詰め込む作業は楽しいもの。
しかし、自由時間を獲得した団塊世代や学生ならいざしらず、ビジネスマンは忙しい。

宗谷岬で40代くらいのライダーと会ったときのこと。
「会社の夏休みと有給休暇を利用して北海道をツーリングしている」と言う。
それでも7日間の休暇である。
仕事の合間を利用する旅には「荷物のチェックシート」が便利である。
チェックするだけで、自動的に持っていくものが揃う。
ヌケ・モレ・忘れがなくなり、時間短縮にもなる。

旅の持ち物は少ないほど楽しい

「旅は、持ち物が少なければ少ないほど楽しい」という。
わたしの旅の相棒は、赤と白を基調とした「ホンダCB1300スーパーボルドール」。
持参するバッグは、タンクバッグ、シートバッグ、ウエストポーチの3点のみ。

わたしの「荷物チェックシート」

近県への旅と日本一周の旅は、日数に違いはあるが、基本的な持ち物は同じである。
下着類、シャツ、替えズボン、スニーカーなど。
バイク特有の荷物として、レインウェア、シューズカバー、防寒ウェアなどがある。
フェリーに乗るとサンダルや手提げバッグがあると便利である。
突然の雨天対応や出し入れのしやすさを考慮し、「バッグ別荷物チェックシート」を作成した。
(宿を使ったので、荷物は少なくて済んだ)

バイク旅に「仕組み」記録術は役立つ

本屋さんの店頭には、ビジネス本がたくさん並んでいる。
その中に、「~仕事術」「~時間術」などの本が目につく。
仕事を楽にし、成果の出る「仕組み」仕事術のノウハウ本である。
その他、仕事の「見える化]や「ルーティン化」などの本もある。

わたしは、ビジネス上のノウハウは、バイク旅行にも応用できると考えた。
具体的には、「旅の記憶フォーマット」を作り、行動記録欄にメモを取るだけ。
記録した分だけ、旅の醍醐味は増し、旅行記を書くときにも役立つ。
つまり、時短と成果が両立するというわけである。

旅で記録すべき項目を決める

■人は忘れる生き物である

♪思い出のアルバム」という歌がある。卒園のときによく歌われる曲である。
「いつのことだかおもいだしてごらん あんなことこんなことあったでしょう~」と。
日本一周バイク旅は、自分の人生でそうあるわけではない。
そんな貴重な体験を、記憶が鮮明なうちに、書き留めておきたい。

次から次へと訪問地を移動し、スケジュールを消化していく。
ひとつの訪問地に長時間いて、感慨にふけるわけではない。
人は忘れる生き物」といわれる。
約2か月間も旅していると、旅の内容や旅の日程順を忘れそうになる。
すべてを記憶する自信もない。
こういったときは、しっかり書き留めて「見える化」しておくとよい。

旅という行動を「見える化」する

旅の記録事項を大別すると「基本的な事項」と「旅のテーマに沿った事項」に分類できる。

【基本的な事項】
・天候情報:バイク旅は気象に左右されるため、天候状況を記録する。
・時間管理:出発時間と宿に入る時間は押さえておく。
・会計管理:ガソリンの給油量、給油単価などを記録する。
・観光地情報:どこの観光地をまわったかなど、記憶に留めておく。
・グルメ情報:ご当地の美味しい食べ物があれば、記録に留めておく。
・宿泊情報:宿は旅の重要な要素である。宿泊場所やどんな宿だったかを記録する。

【旅のテーマに沿った事項】
わたしは、旅のテーマに「日本一周、城と岬を訪ねて」を選んだ。
海沿いの比較的近い城と岬到達証明書を発行している岬を中心に巡り、それらを繋いでいく旅である。
・旅のルート情報:いろいろな思いを巡らせ、風を切って走る道。その空気感を書き残す。
・観光情報:城や岬巡りは楽しいもの。観光しながら感じたことを書き留めておく。
・出会い情報:出会いが紡ぐ旅の醍醐味。旅先での人との触れ合いを書き残す。
別な旅のテーマがあれば、項目を追記すればいい。

休憩時間に記録する、わたしの「ルーティン」

人生で一番楽しいことは、バイクで旅をすること

未知の土地を訪ね、転々と進み、行く先はあらかた決まっている。
もちろんイレギュラーもある。それがまた楽しい。
旅先で美しい風景を見て、美味しいもの食べる旅も楽しい。
現地の人と話すことで、旅はもっと面白くなる。
旅で見たこと、感じたこと、味わったこと、出会ったことなどは、すべて旅の要素となる。

わたしのルーティン

旅の要素には「基本的な事項」と「旅のテーマに沿った事項」がある。
これら事項を「旅の記憶フォーマット」に組み入れる。
あとは休憩時間を使って、サクサクと記入するだけ。

わたしは、EXCELでフォーマットを作り、A6判メモ帳に張り付けた。
両開きのサイズにフォーマットを合わせ、加工すればぴったりと収まる。
A4やB5サイズでも構わない。
あなたが、記録しやすいようにフォーマットを考案すればよい。
いろいろなアイデアを練るだけでも、楽しい。
B6判メモ帳」にはフォーマットにない旅の欠片を書き留める。

「旅の記録フォーマット」は、旅行記に応用できる

旅に出れば、いろいろな体験をし、素敵な出会いにも遭遇する。
見て、感動して、つぎつぎと忘れていく。
旅を「見える化」し、記録しておけば、旅行記も書けるようになる。

まとめ

旅を思い返せば楽しいことがいっぱい。だけど記憶が鮮明でないということがある。
わたしが、このブログを書くきっかけは、
これから旅をするあなたに、「旅の記録術」を伝えたいと思ったからです。
それは、最小の時間と労力で記録するテクニックです。
旅を「見える化」し、「記録化」することをお勧めします。