<56日目>中国地方ツーリング〈復路〉(鳥取城、鳥取砂丘、竹田城、出石城、豊岡市内)

2022年1月19日

2016年8月21日(日)晴天
鳥取駅前~兵庫豊岡市(走行距離157㎞)

今日の観光は鳥取県の「鳥取城」からです。五合目、六合目と辛抱強く山頂へ登ります。

城近くの白亜の仁風閣を見学した後「鳥取砂丘」に行きます。「駱駝に乗ればよかったな」と後悔。

兵庫県に入り竹田城址出石城跡、稲荷神社を見学し、出石皿そばを食べます。

🏍️バイク旅56日目、スタート!

鳥取城のアートな球面石垣を見学

鳥取駅前のホテルを9時00分出発し、鳥取城へ向かう。

豊臣秀吉の兵糧攻めで有名な鳥取城の城門をくぐり、御三階櫓台や国内唯一の球面石垣を見て回る。

アートな石垣は、甲羅状のユニークな形状をしており、城郭ファンに人気のようだ。

河川護岸などで使われている石積み技術を応用した補強石垣とされる。

山上の丸へ登る道は急峻だった

山上の丸」へは、急峻な石段と曲がりくねった道が続き、約25分かけて登った。もう2度と登ることはないと思い、汗だくになり、辛抱して登る。

「山上の丸」の頂きは、二の丸跡本丸跡車井戸天守台が残るだけで、遺構はほとんどない

白亜の洋館「仁風閣」に立ち寄る

近くの白亜の洋館「仁風閣に立ち寄る。人目を引く美しい建物である。

旧鳥取藩主 池田家の別邸として明治時代に建てられたもので、国の重要文化財に指定されている。鳥取藩や藩主の歩みなどが展示されていた。

鳥取砂丘で駱駝を見る

鳥取に来たら、やはり砂丘だろうと思い、「鳥取砂丘」へ行く。

砂丘では、観光用のラクダに乗って、記念撮影も出来るコーナーがある。休憩中のラクダの写真撮影は有料らしい。

砂浜からロープウェイに乗り、展望レストランで食事をする。

天空の城、竹田城址へ向かう

鳥取砂丘を出発し、9号線で兵庫県朝来市の竹田城址へ向かう

トンネルを数本抜け、深い山々に囲まれた道を走る。行き交う車は数台だけ。

養父市の一本柳交差点を右折し、自動車専用道路の和田山PAで下りる。
しばらく走ると城址の駐車場に到着。

石積みの城郭が美しい

バイクは中腹まで行けないため、天空バスのシャトル便に乗る。中腹から頂上までの約600mは、歩いて上る。

標高352mの竹田城跡は、日本を代表する山城遺跡として、日本のマチュピチュともいわれる。

秋から冬は雲海に包まれ「天空の城」になるらしい。

帰りはシャトルバスを使わず、15分位歩いて駐車場に戻った。

豊岡市の出石城跡へ行く

他のライダーから「どちらまで行かれますか」と聞かれ、「これから出石(いずし)城跡へ」と応えると、「出石皿そばが美味しいよ」と紹介された。

10号線を走り、豊岡市出石町に到着。
出石城登城門をくぐり、高い石垣沿いに階段を上がると、復元櫓あり、本丸跡に石碑が建てられている。

赤い鳥居が連なる稲荷神社へ

隣地に京都の伏見稲荷大社のような赤い鳥居がある。

正面階段から見る鳥居は、奥行きを感じさせ、鳥居が連なる姿は神秘的で美しい

階段を上りきると稲荷神社があり、出石の町を一望する。夕方6時頃だったので、見学客は誰もいなかった。

出石皿そばを食べる

近くのそば処で、「出石皿そば」を注文する。出石皿そばは、五枚一組を一人前とし、出石焼の白い小皿に盛りつけられ、薬味と徳利に入ったダシでそばを食べる。

江戸時代中期の宝永3年に出石藩信州上田藩の国替えがあり、信州のそば職人の技法在来のそば打ち技術に加えられたことが所以という。

出石町は、約50軒ものそば屋が並ぶ関西屈指のそば処のようだ。

豊岡市内のビジネスイン全但で宿泊

出石町内をぐるりと回ったが、宿が見つからず、豊岡市街で探すことにした。

宵闇迫る中、426号線、312号線を走り、豊岡市内のビジネスイン全但にて宿を取る。到着時刻19時30分。全但バスの待合室の上階が宿泊施設である。

全但バス株式会社」は兵庫県北部をエリアとするバス会社である。

受付の年配女性としばらく雑談をする。感じの良さそうな人だった

まとめ

鳥取駅前出発:9時00分
兵庫豊岡市到着:19時30分
走行距離:157㎞
給油料金:1,476円(@121、12.20ℓ)
宿泊施設:ビジネスイン全但