<52日目>九州地方ツーリング〈復路〉(平戸城、平戸大橋、唐津城、虹ノ松原、北九州折尾)

2022年1月19日

2016年8月17日(水)晴天
長崎平戸~北九州折尾(走行距離208㎞)

ホテル近くの平戸城を見学し、朱塗りの平戸大橋を渡り、唐津城へ向かいます。

日本三大松原のひとつ「虹の松原」をツーリングし、森林浴を浴びます。

さらに玄界灘の潮風を受け、糸島市へ進みます。

かんぽの宿北九州に向かうと、真っ暗になり、道に迷う。あ~どうしよう。

🏍️バイク旅52日目、スタート!

夏場の妙案、ペットボトルに凍り水

9時00分、平戸を旅立つ前、駐車場でホテルの女将さんと旅の話で会話が弾む。「今日も暑いですよ」と言い、ガチガチに凍ったペットボトル飲料をもらう。

ペットボトルに水を入れて、冷凍庫で冷やして出かける人が多いですよ」と教えてくれた。

平戸城と海に浮かぶ島々

ホテルを出て、しばらく走ると平戸城に到着。平戸城は、松浦氏が江戸時代居城とした亀岡に立つ城であり、三方を海に囲まれた海である。

別名「亀岡城」ともよばれる。天守閣に上がると、海に浮かぶ島々が見えた。

涼風の中、旅人と打ち解ける

外の休憩所に入ると、エアコンが効いて、心地よい。22度の冷風で涼んでいると、「いや~、暑いですね」と言いながら、所沢に住むご夫婦が入ってきた。

「高速道路を使って、四国・九州を巡る旅をしています」「犬も一緒で、先週の水曜日に出発し、今週末には戻ります」と話す。

朱塗りの平戸大橋を走る

平戸城から5分ほど走り、平戸大橋を渡る。平戸大橋は平戸島と田平町を結ぶ全長665mの朱塗りの美しい吊り橋である。橋上から見る海の景色は美しかった。

204号線(平戸街道・唐津街道)で玄海灘沿いを東へ走り、松浦市を通ると、県境の佐賀県に入る。伊万里湾をぐるりと回り、13時30分に唐津城に着く。

唐津城から海に浮かぶ島々を眺める

唐津城前にバイク置き場が見当たらず、売店近くの道路脇にバイクを停める。

エレベーターを使わずに、汗を拭きながら石段を上る。天守閣から海に浮かぶ島々を眺める。心地良い風が吹く。

唐津城は、平成30年3月までの工期で石垣の整備が行われていた。

虹の松原・森林浴ツーリング

唐津城を出ると、すぐ近くに日本三大松原のひとつ「虹の松原」が見えてきた。

左折すると、4.5kmもあるクロマツの林が続き、往復のツーリングを楽しむ。

森林浴を楽しめ、素晴らしい松原である。

晴れ渡る空、紺碧の海、玄海灘からの潮風

さらに204号線から202号線へと進む。晴れ渡る空に紺碧の海、玄海灘からの潮風が心地よい。

福岡県の糸島市まで走り、JR筑肥線の福吉駅付近で休憩する。202号線は、玄界灘の海岸と筑肥線の鉄路が並進する箇所がある。

夕刻17時から18時台は西日を受けて、前方の道路標識が見づらい

福岡市内に入ると、背中から西日を受けるため、道路標識がはっきり見えるようになり、走行が楽になった。

古賀市、宗像市の道は渋滞の連続

202号線で天神中洲まで走り、呉服町あたりで休憩。

かんぽの宿 北九州に宿泊の電話予約を入れる。

202号線から3号線を走り、香椎あたりで495号線にルート変更する。

古賀市宗像市へと走るが、一向に進まない。道路の両サイドは近郊型の店舗が続き、左折する車、右折する車、割り込んでくる車が多く、渋滞の連続だった。

真っ暗な夜道、響灘の打ち寄せる波

渋滞を避けるため、3号線の幹線道路に戻り、折尾へ向かった。

折尾駅でタクシー運転手さんに、かんぽの宿の道順を尋ねる。

闇の中を走ると、道に迷ったらしく、海岸付近まで来たようである。

響灘の打ち寄せる波の音だろうか、暗くて何も見えない

道に迷い、女神の先導で宿へ向かう

20時のチェックインに遅れる旨、かんぽの宿に電話を入れると、「大体の位置が分かりました。10分程度でそちらまでお迎えに行きます」と受付の人が言う。安堵した。

女神の先導で、「かんぽの宿 北九州」に20時50分に着く。顧客満足度抜群の感謝、感激である。

満月が露天風呂の湯面を照らす。潮騒の音を聞きながら、旅の疲れを癒した。

まとめ

長崎平戸出発:9時00分
北九州折尾到着:20時50分
走行距離:208㎞
給油料金:1,623円(@109.0、13.79ℓ)
宿泊施設:かんぽの宿北九州